近年テレビコマーシャルでも「予防歯科」「虫歯予防」という言葉をよく耳にするようになりました。
予防歯科ってよく聞くし、何となく虫歯にしないようにしようってことかな? と感じる人も少なくないのではないでしょうか?
では、予防歯科とは一体どんなことを指すのでしょうか?
予防歯科とは?
予防歯科とは、虫歯や歯周病になってからの治療ではなく、ならないように予防する、
虫歯や歯周病になる前の予防を大切にすることです。
お口の中の健康を保つために、定期的な歯科医院の受診で歯科医師や歯科衛生士によるプロフェッショナルケアと、普段のご自身のケアによるセルフケアで、 お口の中の健康を守っていきましょう。
セルフケアとプロフェッショナルケアの違いって?
「お口の健康のために、ご自身でのセルフケアと、歯科医師や歯科衛生士によるプロッフェショナルケアを受けましょう。」
という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるかと思います。
プロフェッショナルケアって何するの? どのくらいのペースで受けたらいいの?など、
一度聞いただけでは少し想像がつきにくものですよね。
では今回はセルフケアとプロフェッショナルケアの違いについて書いていきたいと思います。
セルフケア
セルフケアとは、「患者さんがご自身で毎日行う歯磨き」のことです。
食後必ず歯磨きをして、食べかすを取り除くことで、そこを拠点に繁殖する虫歯菌や歯周病菌の数を増やさないようにします。
実は、「歯医者でたまに歯石取りをして、家ではほとんど磨かない」という方より、「毎日きちんと歯磨きをする」方のほうが虫歯や歯周病の予防につながるのです。
これは何となく想像できますよね。
じゃあ、毎日きちんと歯磨きしているし、三食食べた後は必ず磨いているから、歯医者には行かなくてもいいや!
と思った方は、要注意です。
どんな方でも、私たち歯科衛生士や歯科医師たちでさえも、自分自身で全ての汚れを落としきることは不可能に近いのです。
毎日のセルフケアに加えて定期的にプロフェッショナルケアを受けることで、より良い口腔内を保つことができます。
プロフェッショナルケア
プロフェッショナルケアは、歯科医師や歯科衛生士による歯医者で行うクリーニングです。 歯と歯の間の汚れや、奥歯の裏側など、普段のご自身の歯磨きでは行き届かない部分の汚れも徹底的に落とします。
この時に歯石や着色も全て落とします。 理想的には定期的に受けるクリーニングは「PMTC」がおすすめです。
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